目標は反射神経ではなくコントロール
ピンボールは、リスクをコントロールするゲームです。フリッパーを動かせばボールはどこかへ飛び、狙いのないフリップはたいてい悪い場所へ送ります。スリングショットへ、真ん中へ、あるいはアウトレーンへまっすぐ。最初に身につけたい習慣は、必要のないときにフリッパーを動かさないことです。インレーンをゆっくり転がってくるボールは、放っておいても自分でフリッパーまで来ます。早く打てば、ただ捨てるのと同じです。
二つ目の習慣は、左右のフリッパーを別々に使うこと。両方同時に押す「ダブルフリップ」にも使いどころはありますが、いつもそうしていると真ん中にすき間ができ、片側でボールを止めることもできなくなります。
狙い方:ボールがフリッパーのどこに当たるか
フリッパーはてこです。当たる位置で角度が決まります。先端近くで打てばボールは盤面の反対側へ、軸に近い根元で打てば手前側へ飛びます。タイミングでも同じことができます。ボールがフリッパーを下まで転がってから遅めに打てば角度は外へ開き、早めに打てば同じ側の高い位置へ向かいます。
つまり、どのショットにも「打つ場所」があるということです。あるランプは左フリッパーの3分の2あたりで打てば入る、とわかれば、それを繰り返せます。だからこそ、先にボールを止めることが大切なのです。止まったボールは、いつも同じ場所から打ち出せます。
ボールを止める(トラップ/クレードル)
トラップ(クレードルとも言います)は、フリッパーを上げたまま保ち、フリッパーとインレーンのガイドがつくる角にボールを転がして止めることです。そこでひと息つき、盤面を見て、何を狙うか決められます。ピンボールでいちばん役に立つ技術です。
ボールを止める方法はいくつかあります。
- ホールドアップ:遅いボールがフリッパーへ向かってきたら、早めに上げてそのまま保ちます。ボールは上がったフリッパーを転がり下りて、くぼみで止まります。
- ドロップキャッチ:すでに上げているフリッパーにボールが落ちてきたら、ちょうど届く瞬間にボタンを離します。フリッパーが下がって勢いを吸収し、ボールが落ち着いたらもう一度上げて止めます。
- ライブキャッチ:速いボールが下がったフリッパーへまっすぐ来たとき、当たるその瞬間にフリッパーを上げます。うまくいけば打ち返すかわりにボールを受け止められます。練習が必要なので、ほかのキャッチから始めましょう。
- デッドバウンス:下がったまま動かさないフリッパーにボールを落とすと、反対側のフリッパーへ跳ねていきます。そちらを上げて止めます。
左右のフリッパーでボールを受け渡す
片方のフリッパーからしか打てないショットもあるので、止めたボールを安全に反対側へ移す方法が必要です。
ポストパス:止めたボールを離して先端へ転がし、短くフリップして、同じ側のスリングショットの下にあるゴムのポストに当てます。ボールは跳ね返って反対側のフリッパーへ渡り、そこで受け止めます。タップパスはもっと穏やかで、止めた状態からごく軽くボタンをたたき、ボールを反対側のフリッパーへ転がします。どちらも最初はぎこちないものですが、ひと晩練習すれば自然に手が動くようになります。
TILTさせずに台を揺らす
ナッジ(台揺らし)は、台を押してボールの進路を変えることです。本物の台では手のひらで手前から押します。ちょうどいい瞬間の小さな一押しで、アウトレーンへ落ちるはずのボールをインレーン側へ救ったり、スリングショットの間で跳ね続けるボールを抜け出させたりできます。いちばんよくある救出は、インレーンとアウトレーンの間のポストにボールが当たる直前に揺らし、安全な側へ落とすことです。
ただし、マシンが許すのはほどほどまで。TILTの仕組みが揺れを測り、1〜2回警告したあとTILTになります。フリッパーが動かなくなり、ボールとそのボールのボーナスが失われます。安全のためのルールは二つ。揺らすなら早めに、やさしく。そして警告が出たばかりのときに続けて揺らさないこと。Bubble Pinballでは上矢印キーかShiftで揺らし、同じく警告のあとにTILTというルールです。
ボールと台を読む
見るのはライトではなくボール。でもライトの意味も覚えましょう。盤面のランプ(インサート)は、どのショットが点灯しているか、どのモードが進行中か、次の目標は何かを教えてくれます。上手な人は、ボールを止めている時間にそれを読んでいます。
それぞれのショットからボールがどこへ戻ってくるかも覚えましょう。ランプはたいてい決まったフリッパーへ戻り、オービットは回ってポップバンパーへ落ちることもあります。安全に戻るショットこそ繰り返すべきショットです。危ないショットも覚えておきましょう。的に当たって真ん中へまっすぐ落ちてくるボールや、スリングショットで跳ねてアウトレーンへ向かうボール。何度も痛い目にあうショットは、必要になるまで打たないのが賢明です。
マルチボールで生き残り、稼ぐ
マルチボールは盤面に2球以上を同時に出すモードで、大きなスコアの多くはここで生まれます。ありがちな失敗は、全部のボールをやみくもに打つこと。そうではなく、1球を片方のフリッパーで止めておき、空いているフリッパーでほかのボールを打ちましょう。止めている側に2球目が来たら、止めたボールに当てて隣に落ち着かせられることもよくあります。
狙うのはいちばん近いものではなく、ジャックポットのショット。全部のボールが片側に来たら、ダブルフリップで救ってもかまいません。そして1球だけに戻ったら、すぐに落ち着いた1球のプレイに切り替えましょう。

Bubble Pinballで実践する
ここまでのテクニックは、Bubble Pinballでもそのまま使えます。本物のフリッパーの形、スリングショット、ポップバンパー、ボールの物理を再現しているからです。しかもこのゲームでは、ボールを止める技術が欠かせません。ショットの前に一つ判断が加わるからです。バブルが割れるのは、同じ色にチャージされたボールが当たったときだけ。流れは「チャージ、止める、狙う」。色のリングを通し、フリッパーでボールを止めて、狙うバブルを選びます。
どの台でも役立つ習慣をいくつか挙げておきます。
- 各ボールの最初にある8秒間のボールセーブを使って、危ないショットに挑戦しましょう。
- 難しいショットの前にはシールドのレーンを点灯。さらに6秒間の安全が手に入ります。
- サイドレーンにはボールを転がしてかまいません。4本ともフリッパーへつながっているので、止めやすい状態で届きます。
- マルチボール中は1球を止めておき、ほかのボールでバブルを狙いましょう。閉じたバブルはすべてJACKPOTです。
- 色が足りないときは、チャージのレーンが開いているバブルの色にボールを染めてくれます。

よくある質問
初心者はどうやってピンボールを遊べばいい?
ボールを発射し、フリッパーで盤面に残しながら、的に当てて得点します。最初に覚えたいのはボールを止める技術です。フリッパーを上げたままにしてボールを止め、でたらめに打つかわりに狙いを定めましょう。
左右のフリッパーは同時に押したほうがいい?
習慣としてはおすすめしません。別々に使えばボールを止めて狙えます。ダブルフリップが役立つのは、ボールが真ん中へまっすぐ落ちてくるような非常時だけです。
TILTを避けるには?
揺らすなら早めに、やさしく、そして間をあけて。TILTは警告のあとに来ます。警告が出た直後にまた揺らすのが、ボールを失ういちばんの原因です。
ピンボールのテクニックをオンラインで練習できますか?
できます。Bubble Pinballはスマホ、タブレット、パソコンのブラウザで無料で動き、本物のフリッパーの形を再現しているので、止める、受け渡す、揺らすといった技術が実機と同じように使えます。